道本食品(道本英之社長)

宮崎は漬物用干し大根で日本一の生産地である

宮崎の冬の風物詩として大根やぐらが有名だが

その宮崎県産の干し大根を100%使用して生産する漬物メーカーが

宮崎市田野町にある道本食品だ

大根やぐら

今日は道本食品の道本英之社長をお伺いした

平成28年に九州たくわん業界で初めて

ISO22000(食品安全マネジメントシステム規格)を取得された企業でもある

道本食品の特徴は

漬物用大根は地元の契約農家と連携しており

漬けこみもすべて自社工場で行い

調味料などもすべて国産と安心安全を徹底されている

工場も見せていただいたが

クリーンな製造環境がとても印象的だ

冬場の12月ごろから

べったら漬けが出てくる

塩漬けした大根を米麹に漬け込んで出来上がる漬物

程よい甘さと癖になる味わいはファンも多い

これが冬限定のべったら漬け

そして新物の日向漬

大根素材の生きた味わい

薄く切るとまた一段と美味しさが際立ってくる

長いのが天日干しの日向漬

注目しているのが2017年に発売をはじめたカープ漬物

広島カープの人気とも相まって人気急上昇中

カープレッドの化粧箱に入って3缶セットで1000円

味はコンブ、梅酢、醤油(割干し大根)の三種類

どちらかというと今までは保守的な漬物業界にあって

大変先進的な取り組みをされているばかりか

先を見据えてカット野菜の工場まで取り組まれている姿はとても頼もしい

今後のますますの発展が楽しみだ!