都城市立五十市小学校で11月9日4年生全員で
みやだいずの総合学習が行われた
五十市小学校の重要テーマは
『自ら学びに向かう子供の育成』だそうで
日本の食を知ろうという事で地元のみやだいずを
学習テーマにされたそうだ
10月30日にはケンコー食品の社長でもあり
みやだいずプロジェクトの会長でもある吉田さんが
みやだいずの味噌作りの指導を行い、また食べ比べもして
みやだいずの認識をしっかり持った上での今回の総合学習だった
みやだいずの研究、生産、販売、加工、広報の5つの視点から
4年生各クラスを5つのグループに分けて
講師のレクチャーを受け、その報告を各グループごとにまとめて
全体として4年生がまとめ上げ提案を発表するというシステムだ
講師は宮崎大学地域資源創生学部 橋口准教授、
きらり農場高木の松原代表理事
みやだいずプロジェクトの吉田会長
前田豆腐店の前田代表
みやだいず普及員の井上さんの5人の皆さん
授業が始まった
宮崎大学の橋口准教授は2014年に
宮崎大学が全国に大豆の種を下さいと告知をしたことから
始まったと言われた
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全国から色んな大豆の種が集まり大豆の研究を始めた
そして10年前に都城で在来種のみやだいずを見出した
これが始まりだった
生産者できらり農場高木の代表理事の松原さんは
みやだいずをお持ちいただき
皆の前でみやだいずを見せてあげ
栽培の苦労などを話されていた
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みやだいずプロジェクト代表の吉田会長は
在来種のみやだいずは栽培当初は
◎33%
△33%
×33%
だった。
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しかしすべてを買い取りしないと
農家にとってみやだいずの栽培はできないだろうと思い
リスクはあったが全てのみやだいずの買取を決断した
すると農家の方々の努力により結果は驚くほどに変わった
◎50%
△30%
×20%
現在×は大豆ミートや大豆粉末で活用されているが
豆腐も◎△×の全てを活用して作っている
生徒からなぜみやだいずは栽培されなくなったのですかと質問
加工会社を含めて輸入品の安さの方に向かった結果が無くなった理由の
大きな要素だと話された
みやだいず豆腐を作っている前田豆腐店の前田さんは
固まるときに特別な技術が必要と言われていた
吉田さんが言われていたが都城はみやだいず豆腐のおかげで
豆腐の価格が倍になったそうだ
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井上さんは
みやだいずのマークデザインの意味を話をされた
みやだいずのマークにはみという言葉が隠れている
そして成長のの緑から黄色くなって実がなる黄色
そして土に還りまた循環していく思いをデザインしたのだと話されていた
まさしくSDG,sの観点からも素敵である
真剣に言葉に耳を傾けていた小学生4年生たちは
最後にみやだいずの普及に向けどのような提案をしてくるのだろう
それがとても楽しみでもある
この五十市小学校の総合学習を見させていただき、目から鱗だった
素晴らしい総合学習だと素直に実感した
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最後に面白い成分比較を橋口准教授が出してくれた
上の表はみやだいずと日本で一番食べられているふくゆたかとの比較
ほぼ成分は同じだがわずかにイソフラボン、アミノ酸がみやだいずの方が
上回っている
宮崎ならではの食を深堀することで、小学生の意識を学びに結び付け
食の大切さを認識させ成長させていく
このような食の勉強過程が
宮崎県内のいろんな小学校で拡がることを期待している
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よく言われることだが人に良いと書いて食となる
食は人間にとって一番大切なもの
それを学習することこそ、その土地の郷土愛に繋がると確信する
直前に取材をお願いし、快く受け入れていただいた
五十市小学校の福永校長はじめ関係の先生の方々に深く感謝を申し上げたい