みやざき発酵文化ネットワークは3月23日道本食品で
産官学連携発酵勉強会2023を開催しました。
アドバイザーの宮崎大学農学部の河原教授や
宮崎県食品開発センターの山本さんほか4人の方々にもお越しいただきました
まずは宮崎県食品開発センター応用微生物部の福良さんから
ヒスタミンを軽減する新規醤油乳酸菌の開発についての発表
ヒスタミンはアレルギー性食中毒の原因物質となるものです
数ある中の醤油乳酸菌の中から、ヒスタミンを作らない、
透明性のある醤油製造に適している、味香りが良いの中から
新規醤油乳酸菌が開発されました。
今後、宮崎県の醤油で活用が広がることが期待されます。
次に宮崎ひでじビールの森さんから糖質ゼロのフルーツビール開発についての
発表でした。
2種類の酵母を活用することで糖質をほぼ無くすことに成功したそうです
今後マーケティングや価格の問題を整理した上で発売を検討していきたい
クラフトビールでは全国初ということで話題にもなるだろうと
宮崎ひでじビールの永野社長がお話しされました
我々も待望の糖質ゼロのフルーツビールの登場を期待したいものです
次は話題の新製品となっているケンコー食品の黒麹豆乳甘酒の分析を
黒麹の類似商品との比較で宮崎県食品開発センターの福良さんから分析結果を
発表していただきました
豆乳が入っていることもありますが、すべての項目で黒麹豆乳甘酒が
優れていることが確認できました。
人気商品になっていますので是非お買い求めいただくと幸いです
最後は道本食品の開発・品質管理部の藤田さんからベジパスタの開発についてを
発表していただきました。
切り干し大根をパスタに見立ててメニュー開発コンテストを行い優秀メニューを
商品化したものです
2つのソース、クリームソース、トマトソースの商品を試食していただきました
発行の素晴らしい開発の話や真剣な討議、試食を通して
有意義な勉強会となりました。
参加していただいたアドバイザーの宮崎大学の河原教授、
宮崎県食品開発センターの山本さんほか4人の方々
みやざき発酵文化ネットワークの会員おみなさまに感謝申し上げます!
私たちは発酵で宮崎を元気にするをテーマに
今後も様々な活動を展開していきますので、応援よろしくお願いいたします。