新しくみやざき発酵文化ネットワークの会員になられた本坊農園さん
何年ぶりかにえびの市の本坊農園を見学に行った
今野菜は端境期で
オクラやキュウリがあるぐらいだという
これがオクラの畑
7月から4か月ぐらい収穫されているそうだ
キュウリはちぎって食べてくださいと奥さんが
なんのえぐみもなく自然なおいしさだ。
本坊社長に話を聞いた
今はポン菓子にも力を入れている
非常食でもあり、味噌汁などに入れても美味しいため
宮崎空港や道の駅などでも好評だそう
ご主人はと尋ねると米の収穫の真っただ中だという
えびのは宮崎の米どころでもあるし、その美味しさも定評がある
せっかくだからと田んぼに行ってみた
コンバインに乗り颯爽と機械を操る人こそ本坊照男さんだ
今年の米は出来はどうですかと訊ねると
虫が付いて大変だったが、台風の被害もなく
天気も良かったので収量は少ないが美味しい米ができたという事だった
最近は東京から大きな買い付けがあり、嬉しいと言われていた
ようやく有機に目が向けられているのを感じるともおっしゃっていた
本坊さんは農業の基本は土づくりだと言われる
6年前にようやく自社堆肥の工場ができた
動物糞尿に光合成細菌と納豆菌、海藻、木炭を混合し
発酵熟成させてから本坊農園ならではのオリジナル堆肥ができる
この還元力のある堆肥から土ができ
その土から無農薬で健康につながる農産物を作る
その体に良い農産物を販路を増やすのに手間がかかる
時代はフォローの風は吹いているが
これをどうやって認知させ、伸ばして行くのかが本坊ご夫婦の課題だろう