黒木玲二さん(牧内葡萄農園)

都農ワインの自社葡萄農園

牧内農園の黒木玲二さんを訪ねた

黒木さんは尾鈴葡萄を誕生させた伝説の人として知られる

永友百次の孫でもある

都農で何故ブドウ栽培が始まったのか?

素朴な疑問を黒木さんに聞いた

まず都農町の土は1500万年前の尾鈴山の噴火によって

火山灰の土壌となっており稲作には向かなかったこと

町を流れる名貫川より高所にある田畑では

水の取り合いが起きていたことで

他の作物を考え、果樹栽培を始めたのがきっかけ

最初は梨から始めたが台風の被害を受けやすいため

梨から葡萄へとなり栽培が拡がっていったそう

キャンベルアーリーには面白い話があり

最盛期は2000トン収穫していたが

その半分の1000トンはお盆前に

北海道市場で高値で売れていた

その理由は北海道は当時キャンベルも栽培されていたが

酸っぱいので都農町の甘いキャンベルは重宝されたのだという

牧内農園ではシャルドネをはじめキャンベルアーリー、

メルロー、シラー、等々自社農園で栽培したものを

都農ワインで醸造している

黒木さんはブドウ生産農家でもあるので

自宅の近くのブドウ園に一緒に・・・・

甘さが特徴的なクイーン7

クイーン7

ピオーネ

ピオーネ

シャインマスカット

ブドウ園の入り口にはブルーベリーが

ブリーベリー

葡萄の収穫は時期はどのように始まるのかをお聞きすると

まず7月からサニールージュ、ハニービーナス

キャンベルアーリー、ピオーネ

最後は8月後半から9月がシャインマスカットの感じだそうだ

今年のぶどうの出来も良く

あまりコロナの影響はないと穏やかに話していただいた

7月後半から葡萄の詰め合わせを販売されるという

興味がある方はぜひ訪ねていただきたい