神奈川県鎌倉市で、『いのちのスープ』で有名な、辰巳芳子先生のスープ教室がある。
昨年まで、新規申し込みは約10年待ちの教室だったが、コロナ禍の影響で現在はお休み中。
人生の中でもかけがえのない体験ができる場だ。
1回の教室で習うのはスープ2種類。
先生からは、
スープ作りを通して、“できる人になってもらいたい” 。自分がどれほどできるのかを確認する場 だと。
さらに、今の日本(人)は知っているだけで、できる人が少ない。とも言われた。
秋、さつまいものポタージュ
さつまいもは本来、人が持っている生命力を養う働きがある。
教室でいつも惚れ惚れしたのは、材料の切り方。
辰巳先生は齢90歳を超えているが、レシピは常に進化している。
他の料理家のレシピでも良いと思ったものは柔軟に取り入れる。
味噌、醤油、みりんなどの発酵調味料にも大変なこだわりがある。
このスープ教室には、長野の醤油蔵の方も勉強に来られている。
コロナが終息したら、また元気に教室を再開して頂きたい。
全国から先生を慕う生徒さん達が、心待ちにしている教室だ。