いのちのスープ教室

神奈川県鎌倉市で、『いのちのスープ』で有名な、辰巳芳子先生のスープ教室がある。

昨年まで、新規申し込みは約10年待ちの教室だったが、コロナ禍の影響で現在はお休み中。

人生の中でもかけがえのない体験ができる場だ。

1回の教室で習うのはスープ2種類。

先生からは、

スープ作りを通して、“できる人になってもらいたい” 。自分がどれほどできるのかを確認する場 だと。

さらに、今の日本(人)は知っているだけで、できる人が少ない。とも言われた。

秋、さつまいものポタージュ

さつまいもは本来、人が持っている生命力を養う働きがある。

教室でいつも惚れ惚れしたのは、材料の切り方。

2017年秋の教室
2019年秋の教室

辰巳先生は齢90歳を超えているが、レシピは常に進化している。

他の料理家のレシピでも良いと思ったものは柔軟に取り入れる。

味噌、醤油、みりんなどの発酵調味料にも大変なこだわりがある。

このスープ教室には、長野の醤油蔵の方も勉強に来られている。

コロナが終息したら、また元気に教室を再開して頂きたい。

全国から先生を慕う生徒さん達が、心待ちにしている教室だ。